ICLの手術を受けて感じたメリットとデメリット
私は、学生時代より強度の近視でした。
中学生のころよりメガネをかける必要があり、高校生になったときにはメガネなしの生活はできないくらいになりました。
大学生になり多少は異性を気にしてコンタクトレンズをかけていた時期もあります。
しかし、視力が弱いことには変わりなく20年以上裸眼で生活することができませんでした。
社会人になり少しは金銭的に余裕になると視力回復の手術について興味を持ち始めました。2000年代になると有名スポーツ選手や芸能人などが視力回復したことで有名になった「レーシック手術」です。
私も何度もレーシック手術を受けようかと悩みました。
しかし、手術費用よりも実際に目の手術を受けるという恐怖感からレーシックの手術を受けるには至りませんでした。
30代も後半になり視力の低下が止まりました。
ここ5年くらいはメガネを買い換えることなく視力が安定するようになりました。
さらに強度の近視ということもありメガネのレンズが相当に厚くなり1日中メガネをかけていると鼻が痛くなることも多々ありました。
目の矯正視力を受けることにしました。
事前に実際に目の矯正手術を受けた知人やインターネット情報で調べたところ、私は強度の近視のためレーシック手術はできないことが判明しました。
そしてレーシックに代わる新技術として「ICL」があることも知りました。
一言で言えば、眼内コンタクトレンズで目の虹彩と水晶体の間にレンズを入れる手術とのことです。
レーシックと比較してメリットも多いため、
2020年の1月に品川近視クリニックにてICLの手術を受けることを決意しました。
実際にICLの手術をし、現在3ヶ月程経過しました。
ICLの手術を受けた感想を含めICLのメリットとデメリットを述べたいと思います。
■ICLの手術を受けた感じたメリット
裸眼で見える(メガネが不要)
当たり前ですが、最も幸せに感じることです。
視力がよく普段メガネを使用しない人からすると当たり前かもしれませんが、
ICLの手術を受けた経験から、眼内コンタクトレンズを入れた瞬間から視力が回復するのがわかります。
ここ数年で最も感動した瞬間の一つです。
メガネなしで周りの景色がはっきりと見える幸せを感じました。
そして、ICLの術後翌日の朝も裸眼で見える感動を感じます。
長いメガネ人生のため、起床時に無意識的にメガネを探す習慣があるのですがなくなります。
起床と同時に周りの景色がハッキリと見える幸せを感じるようになります。
本当に小学生や小さい子供の頃に戻ったような気持ちになれました。
強度の近視でも視力が回復する
続いてICLのメリットして
ことです。
一般的にあまり知られていないのですが、レーシックは強度の近視では手術をすることができません。
理由としては、レーシックは角膜を削るため強度の近親の場合は角膜を削りすぎてしまう危険があるため手術に適合しないそうです。※本当はやろうと思えばレーシックの手術もできるようです。
世間一般で言われる近視度数は「弱度近視」「中等度近視」「強度近視」に分かれます。
近視の度合いを分けるのは、裸眼の視力ではなく屈折度数(D、ディオプター)で表現する事が多く、その屈折度数で近視の強さを数値化します。
コンタクトレンズ等に記載されている度数のことを言い
で表現されます。
一般的にレーシックの手術を受ける限界は中等度近視の-6Dと言われています。
近視度数が-6以上の人はレーシックの手術を受けることができません。
レーシックは誰もが受けられるように思われますが、比較的近視の弱い人から中程度近視の人向けの近視矯正手術となります。
これは私も調査するまで知らなかったです。
レーシックは誰でも受けられる手術と思っていました。
ちなみに私の近視度数は-10Dと-11Dくらいでした。
そのため、迷うことなく近視矯正手術はICLの一択となりました。
ICLのメリットとして、私のように強度の近視の人でも視力回復ができることがあげられます。
問題があった場合、眼内コンタクトレンズを除去できる
これもICLのメリットの1つです。
実際に品川近視クリニックにてICL手術を受ける際の診断でドクターに言われた内容です。
レーシックが人生で1度しか手術をできない(角膜を削るため)ことに対し、ICLは何度でも手術をすることができるとのことです。
例えば、視力がさらに悪くなりさらに近視の強度が強い眼内コンタクトレンズを必要となった際も1度眼球から取り外すことが可能とのことです。
さらに将来、白内障等の病気になった際もICLの眼内コンタクトレンズを取り外し手術をすることが可能とのことです。※さすがに、眼球に入ってたレンズを再利用することができないそうです。
レーシックは角膜を削るため人生に1度しか手術をすることができないため、近視が進んだとしても再度レーシックの手術をすることができないそうです。
比べてICLは
という安心感があるため非常にメリットが大きいです。
手術前の状態に戻せる、という安心感からICLの手術を希望される方も多いと聞きます。
ドライアイになりにくい
これもレーシックと比較しメリットの1つです。
レーシックは角膜を削るため比較的にドライアイになりがちと聞きます。
実際に私はレーシックの手術を受けたことがないため体験談を話すことはできませんが、インターネットの口コミ情報でもレーシックの術後ドライアイを経験された方は多くいらっしゃいます。
実際に私の友人もレーシックの手術をししばらくはドライアイに悩まされたと言っていました。
私がICLの手術をした経験では、ICLも術後はしばらく目の乾燥が気になりました。
特にICLの術後翌日~2週間くらいは本当に目が乾燥しました。
術後は指定された点眼薬を使う必要があるため目の乾燥はある程度緩和されますが、もし点眼薬がない状況でしたらかなり目の乾燥を意識したと思います。
しかし、ICLは術後3日くらいすると目の乾燥が緩和されます。
これにはかなり個人差があり最初からあまり乾燥しなかった人もいれば、私のようにしばらく目の乾燥が気になった人もいます。
術後1週間程すると目の乾燥はかなり改善されるようになりました。
1ヶ月ほど経過すると以前とあまり変わらないような状態になりました。
現在、ICLの術度3ヶ月ほど経過していますが目の乾燥で悩むことはほとんどなくなりました。
医学的に手術前よりもドライアイが改善されることはないそうですが、気持ち以前より目の乾きが改善されたようにも感じます。※おそらく気のせいと思います。
ハッキリと見える
ICLのメリットして最後に
ことです。
実際に私もICLの手術をを受けるまでは半信半疑でした。
インターネットの体験談や実際にICLを行うクリニックの紹介文等で色彩がハッキリと見えるようになると書かれています。
実際に、ハッキリと見えるようになります。
具体的には原色が今まで以上にはっきりと見えるようになりました。
例えば、同じ白色と言っても従来の蛍光灯の白と最近多くされるようになったLEDの白では全く違って見えます。
個人差もあると思いますが私は非常口の緑がかなりはっきりと見えるようになりました。
その他の色として黄色もやや今までより鮮やかに見えます。
映画や自然の景気が今まで以上に美しく感じるようになりました。
また、家電量販店に行くとTVの各メーカーの違いがかなり分かるようになりました。
次にTVを買い換える時が楽しみです。
はっきりと鮮やかに見えるため、最初は少し目が疲れたこともありました。
特にPCの液晶ディスプレイの白が鮮やかに見えるため1日中仕事をしていると目の疲れを普段以上に感じることもありました。
しかし数週間もするとハッキリと見えることに慣れます。
今ではほとんど違和感を感じることがありません。
■ICLの手術を受けた感じたデメリット
手術費用がかかる
一方、ICLにも当然デメリットはあります。
最も感じたデメリットは
ということです。
レーシックは世間でかなり認知されるようになったこともあり値段がかなり安くなりました。
以前は30数万円くらいしたレーシック手術代も今では10万円くらいで手術することもできます。
一方、ICLはまだあまり世間で認知されていないこともありかなり値段がかかります。
私がICLの手術を行った品川近視クリニックでも約50万円程かかりました。
私は強度の近視のため、より高い費用がかかりましたが友人からの紹介もあって数万円は安くなりました。
他社のICL手術代金を調査したところ品川近視クリニックは比較的安い方で、約70万円くらいするクリニックもありました。
本当にボーナスを一括でつぎ込む勇気が必要です。
家族持ちではなかなか決心が厳しいと思います。
実際に私も当初、レーシックの手術を受ける予定で貯金していました。
おおよそ30万円くらいと予想していのでざっくりと30万円くらいを準備していました。
クリニックで診断を受けてレーシック適応外でICLの手術となり予想外の費用に少し困惑しました。
しかし、一生涯裸眼で生活できることやメガネの費用を計算するとそこまで高くないことに気づき勇気を出してICLの手術を行いました。
術後、しばらくは点眼薬が必要
短期間のデメリットではありますが、ICLは術後しばらくクリニックより指定された点眼薬を使用することが義務付けれれます。
手術当日は1時間おきに、術後1週間までは1日5回ほど点眼する必要があります。
しかも、手術後1週間は3週類の点眼薬を5分おきに点眼しないといけません。
私は医師の言われたことは比較的素直に受け入れて守る方なのでそこまで苦痛に感じませんが少し面倒と感じる人もいると思います。
しかも点眼薬の中でジクロフェナック点眼液0.1%は「冷蔵庫保管しなくてはいけない」ルールがあります。
私がICLの手術をしたのは冬のためそこまで気にしなくてよかったですが冷蔵庫に保管しないといけないのは仕事中であれば面倒と感じるかもしれません。
そのため私は保冷剤を使用して保管していました(それでもけっこう面倒でした)
感染症予防のため医師に言われたことは守る必要があります。
手元が見えづらいことがある
術後2週間ほどまで感じた症状です。
気になったのでICLの手術を行った人のブログ等をチェックしたのですが、私と同様に手元が見えづらくなった経験の人はけっこういました。
正確には「手元を見るためピント調節に時間がかかる」ように感じました。
近視の人の場合でも老眼が入っていない場合、手元は比較的よく見えるためメガネ越しでは書類やスマホの文字ははっきりとよく見えました。
しかし、ICLの手術後しばらくは手元を見るのにピントが合いづらいと感じました。
早い人では40歳付近からなる人もいると言われおり
最初は老眼がついにきたのか!とかなり心配しました。
術後1ヶ月くらいは好きな読書をする気になれませんでした。
スマホニュースもほとんど閲覧することなくある意味健康的な生活を送っていました。
仕事上どうしても書面にサイン等をしないといけないため少し辛かったこともありますが術後1ヶ月くらいすると眼内コンタクトレンズが自分の身体に慣れてきたのかあまり手元を見づらいと感じることもなくなりました。
例えるなら、虫歯の治療で詰め物が最初は違和感を感じていたのが次第に自分の体に馴染んで最後には自分の歯と思えるようになった感覚に近いです。
ICLの術後2ヶ月ほど経過すると手元も今まで通りよく見えるようになりました。
ピントを合わせるため時間がかかるようなこともありません。
しばらくは目が乾燥する
ICLの手術を受けて感じたことの1つです。
と感じました。
これは私に限ったことではなく比較的数多くの人が体験談で述べているのでわりと一般的なこと言えると思います。
ICLはレーシックにと比較してもあまりドライアイになりづらいと言われていますが私は術後しばらくは目の乾燥が気になりました。
特に乾燥する冬の時期にICLの手術をしたこともありドライアイ用の目薬もしばらくは手放せなくなりました。※もともと私はドライアイ気味の体質でした。
ハロー・グレア(光輪視)が見える
最後にICLの手術をすると絶対に体験すると言われる
です。
私も例外なくICLの直後から光輪視がよく見ました。
最初は予想していたよりもかなり激しく光輪視が見えたため、正直驚きました。
特に駐車場のライトやショッピングモールのライトで激しく光輪視が見えました。
以外にも車のライトではハロー・グレアはあまり感じませんでした。
このまま一生この光輪視を見て過ごすのか、と少し気分が下がりましたが翌日にはかなり改善されました。
1週間程するとあなり気にならなくなりました。
医師が言うには、脳が不要な情報として光輪視をカットし見ていないように錯覚するらしいです。
脳の記憶は自分が思っている以上に曖昧でかなり自分の都合によいように記憶するようです。
2週間ほど経過すると更に改善され日常生活ではほとんど困らなくなりました。
しかし唯一困ったのが触媒の蛍光灯でした。
これがいつまでたっても光輪視が気になってしまいました。
私はPCメガネを着用することで光輪視をかなり軽減することができました。
これは今でも実施していることで仕事中はブルーライトカットためも含めPCメガネメガネを着用しています。
PC画面の白色も少し緩和されて優しく見えます。