ICLの手術時間はどのくらい?
ICLの手術にかかる時間はどのくらいかかるのでしょうか?
今回はICLの手術にかかる時間についてレビューしてみたいと思います。
その前に簡単ではありますが、自己紹介をさせて頂きます。
私は現在40才前後の社会人です。
視力はもともとかなり悪く中学生のころよりメガネ生活を送っていました。
部活動でもメガネがないとスポーツができないため日常生活でメガネをかけるようになりました。
まだ中学生のころはメガネがなくてもギリギリなんとかなるレベルでしたが高校生になると完全にメガネなしでは生活できなくなりました。
ラーメン屋にメガネを忘れる、というようなことは私にとっては絶対にありえない状況でした。
大学になるとPCを毎日使うようになり視力の低下はますます加速していきました。
情報工学系の学科に進学したこともあり細かなでデータや論文を見る機会が多く視力が回復することは望めませんでした。
社会人になると今度は仕事で毎日PCを使う業務なり視力の低下はさらに加速しました。
いつしかメガネをかけて生活するのがおっくうになりストレスを感じるようになりました。
世間でレーシックが話題になったのもちょうどこの頃です。
そして30代後半になり視力の低下も落ち着いてきたため、近視矯正手術を受けることを決意しました。
私は強度の近視のためレーシックは適応外となり、ICLという目の虹彩と水晶体の間に眼内コンタクトレンズを入れる近視治療が適応でした。
ICLの手術自体は30分以内に完了する
結論から申し上げると、ICLの手術自体はそんなに時間がかかりません。
これはどのICLクリニックのホームページにも記載されています。
クリニックよって多少の時間は異なりますが、両目でも30分未満と記載されていることが多いです。
実際に私が品川近視クリニックでICLの手術を行った体験からも
ICLの手術自体は両目で30分内に完了します。
手術時は心拍数も高くなり緊張しているので普段よりも長く時間を感じることもあると思いますが実際に本当に30分以内にICLの手術は完了しました。
しかし、ここで大事なのはあくまでも「ICLの手術自体は」ということです。
ICLは実際に手術を受ける前にいくつかのステップを踏まなければなりません。
ICLの手術をするまでがもっとも時間がかかります。
以前のレビューでもICLの手術に関する時間はご紹介させて頂きました。
改めてICLの手術に関わる時間をご紹介しますと
内容 | かかった時間 |
・予約で電話 | 10~15分 |
・1回目(問診票+待合室) | 30分 |
・1回目(目の検査) | 20分 |
・1回目(診断) | 15分 |
・2回目(待合室) | 10分 |
・2回目(目の検査+診断) | 30分 |
・3回目(目の検査+診断) | 45分 |
・3回目(手術前の麻酔薬など) | 45分 |
・3回目(手術) | 30分 |
・3回目(手術直後の休憩、医師の説明) | 30分 |
・3回目(視力検査+今度の説明) | 30分 |
・4回目(翌日検診) | 30分 |
・5回目(1週間検診) | 30分 |
・6回目(1ヶ月後検診) | 30分 |
ICLの手術を受けるまでが最も時間がかかりました。
まとめると
1.ICL手術当日まで合計 約2時間
2.ICL手術当日(手術まで) 約1時間半
3.ICL手術 約30分
4.ICL手術後 約1時間分
5.ICL手術後1ヶ月まで 約1時間半
となりました。
ICLの手術前後で約3~4時間くらいかかります。
そして手術当日も術後の診断等や待合室での待機を含めると数時間程時間がかかりました。
決してICLの手術自体は時間がかからないですが、ICLの手術に伴う前後の時間はそれなりにかかります。
ICLの手術は翌日、1週間後も検診に行く必要があるため時間に余裕を持つ必要があります。
この中で最も長く時間を感じたのは手術前の麻酔、診察でした。
心拍数が160くらいまで上昇したこともあり非常に緊張していたことが分かります。
ICLの手術自体は両目で30分程で完了しますが、その準備にかなりの時間がかかります。