「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」スターチス花言葉
スターチスとは
和名:ハナハマサジ(L. sinuatum)、ニワハナビ、ヒロハノハマサジ(L. latifolium) その他の名前:宿根スターチス、チース
科名 / 属名:イソマツ科 / イソマツ属
スターチスの特徴
スターチスの仲間には、一・二年草、多年草、半低木になるものがあります。
まず一・二年草として扱われるシヌアツム種(ハナハマサジ/Limonium sinuatum)は、ピンク、白、青のカラフルな萼が美しく、日もちもよいため切り花やドライフラワーとして人気で、多く栽培されます。
シヌアツム種とよく似た性質で黄色の萼をもつものは、ボンデュエリ種(L. bonduellei)ともされますが、シヌアツム種の一つとして扱うのが一般的です。
多年草として扱われるものには、ベリディフォリウム種(L. bellidifolium)やラティフォリウム種(L. latifolium)があり、苗やタネで流通し、宿根スターチスと呼ばれることもあります。
なお、切り花として流通する宿根スターチスは、ベリディフォリウム種やラティフォリウム種などを交雑して改良された品種です。
イソマツ属の植物は世界中の海岸、砂漠などに300種が知られており、日本の海岸にもこの仲間のイソマツ(L. wrightii)やハマサジ(L. tetragonum)が自生します。
いずれも高温多湿を嫌うので、水はけのよい用土や場所に植えつけ、日によく当てて育てましょう。
根を切ることを嫌うので、本葉が2枚程度の小さな苗のときに、根を切らないように注意してポットに鉢上げし、植えつけの際にも根鉢をくずさないことが大切です。NHK出版より