秘密のひととき、あなたの容姿に酔う」クレオメ花言葉
クレオメの基本情報
学名:Cleome hassleriana
和名:セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)
科名 / 属名:フウチョウソウ科 / セイヨウフウチョウソウ属(クレオメ属)
クレオメの特徴
風に蝶が舞うような花姿からセイヨウフウチョウソウの名がつきました。太くて長い雌しべと、さらに長い雄しべが突出している姿がユニークです。
1輪の花の寿命は短いですが、毎日先端に向かって咲き進み、夏の間長く花を楽しめます。
蕾から咲き始めは濃い色で夕方には薄くなるので、花序の全体で見るとまるで咲き分けしているようです。
こぼれダネでもふえ、育てやすい草花です。
クレオメ 育て方のポイント
水やり
土が乾いたらたっぷりと水やりをします。乾燥には強いので、若い苗のうちに水を与えすぎて徒長させないように注意しましょう。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。追肥は、化成肥料を月に1回程度置き肥するか、液体肥料を2週間に1回施します。
病気と害虫
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ
葉が白っぽくかすれることがよくあり、ハダニの仕業です。水やりの際に葉裏にもよくかけるようにしましょう。
風通しが悪いと多発するので、密植しないように注意します。
オンシツコナジラミは、風通しが悪いときによく発生します。葉を揺すると白い虫が飛び立ちます。
用土(鉢植え)
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
例えば、赤玉土小粒6、腐葉土4などの配合とします。
植えつけ、 植え替え
4月中旬から5月下旬にタネをまきます。移植を嫌うので、直まきするか、ポットまきして苗を植えつけます。
ポット苗を入手した場合も根詰まりしないうちに、速やかに植えつけます。株間は20~30cmほどが目安です。
ふやし方
タネでふやします。花後に長細い子房がふくらみ、この中にタネが入っているので、はじける前に採種して保管し、春にまきます。
こぼれダネでもよくふえます。
主な作業
花がら摘み:タネをとらない場合は、花序の先端のほうまで小花が咲いたら、花茎のつけ根から切り取ります。
支柱立て:乾かし気味に育てて徒長していなければ支柱は不要ですが、草丈が高くなって倒れるときは早めに支柱を立てます。
葉柄のつけ根にとげがあるので、触れるときは注意しましょう。