「運命的な出会い 」ハーデンベルギア花言葉
ハーデンベルギアとは
学名:Hardenbergia violacea
和名:ヒトツバマメ その他の名前:コマチフジ(小町藤)
科名 / 属名:マメ科 / ハーデンベルギア属
ハーデンベルギアの特徴
ハーデンベルギアは、コチョウランを小さくしたような愛嬌のある花が、連なるように穂になって多数咲きます。花径は1cmくらいです。つる性の常緑低木で、堅い革質の葉をつけ、各葉腋から花穂を伸ばします。
ハーデンベルギア属には3種ありますが、主に栽培されるのはビオラセア種(Hardenbergia violacea)です。
花色は紫が基本で、桃花、白花もあり、いくつかの品種が選抜育成され、ハーデンベルギアあるいは「小町藤」の名前で流通します。
つるは育つと2m以上になりますが、巻きつくのではなく、ほかの樹木などに絡まって伸びていくタイプで、刈り込んでいくと一般の低木と同じようにこんもりと茂ります。
小苗でもよく花をつける性質があり、さし木苗を利用して、3号鉢くらいの小鉢仕立てから大鉢、さらにあんどん仕立てまで、いろいろな大きさで観賞できます。
庭では、フェンスやトレリスに絡ませてもよく、コンテナの寄せ植え材料から、切り花としてフラワーアレンジまで、幅広く利用できます。
ハーデンベルギアの育て方
温暖で日照の多い、やや乾燥した気候を好みます。
庭に植えるときは日当たりと水はけのよい場所を選びます。寒冷地では鉢植えにして、冬期は凍らないように室内で育てます。
冬は-3℃くらいまで耐えますが、凍結すると花や蕾が傷むので、冬に開花株を入手した場合は0℃以下にならないように管理します。
夏の間は葉が茂るだけで花は咲きません。
極端な乾燥や強い日ざしは葉焼けや葉先が枯れる原因となるので、根の部分が高温にならないよう、鉢植えは半日陰に置くのが安全です。NHK出版より