「多くの仲間」 ルピナス花言葉
ルピナスの特徴1
耐寒性または半耐寒性の一年草または多年草、一部灌木状になるものもある。地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布している。葉には長い柄があり、草丈は50 – 180cmくらいになる。春から初夏にかけて、雄大な総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせる。宿根ルピナスの大きな物では、花穂が60cmにもなる見事な花になるが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合わない。
この属は、アメリカ、地中海沿岸地域などに分布し300種類以上ある。古代には食用、飼料用、石鹸の材料として利用された。日本では、明治期に緑肥用作物として導入された。園芸植物としての栽培が始まったのは近世になってからで、1911年にジョージ・ラッセル(George Russell)が改良種を開発し、多様な園芸種が作られるようになった。現在は園芸植物としての栽培が一般的である。ウィキペディアより
ルピナスの特徴2
ルピナスは、チョウに似た小花が咲き上がる様子がフジを逆さまにしたようで、「ノボリフジ(昇り藤)」とも呼ばれます。
品種によっては花穂が60~70cmほどになるものもあります。
古くは、食料、肥料として利用され、日本には明治時代に導入されましたが、現在では観賞用として楽しまれています。多年草タイプのラッセルルピナスは、寒冷地では宿根して毎年雄大な花を咲かせますが、耐暑性が弱く、温暖な地域では一年草として扱われます。
育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりがよく、水はけのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰などを散布して耕し、酸度調整をしておきます。連作も避けましょう。
水やり
過湿を嫌うので、鉢植えは用土の表面が乾いてからたっぷり水やりします。ただし、乾燥させると葉が黒くしわしわになり、ひどい場合には落葉するので、根がよく張った株は水切れさせないように注意します。
肥料
元肥として緩効性化成肥料を施します。庭植えの場合は、成長を開始する春に緩効性化成肥料を追肥し、鉢植えの場合は生育期間中に液体肥料を施します。多肥を好まないので、施肥量は少なめにします。
病気と害虫
特に問題となる病害虫はありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性、水もちのよい土が適しています。市販の草花用培養土に軽石やパーライトを1割程度加えるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石(またはパーライト)1の割合で混合したものがよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
ポット苗の多くは春に流通します。入手後、庭や二回りほど大きな鉢に植えつけます。関東地方以西では、花後に株が枯れるので、植え替えの必要はありません。
ふやし方
タネでふやします。発芽適温は20℃とやや低いので、一年草タイプは9月上旬に涼しい場所でタネまきします。マメ科の硬実種子なので、一晩水につけて吸水させておきましょう。移植を嫌うのでポットにまき、タネの直径の2倍程度覆土します。数日で発芽するので、その後は日当たりのよい暖かい場所で管理し、生育を促します。多年草タイプのラッセルルピナスは、6月にまきます。
主な作業
花がら摘み:花穂全体が咲き終わったら、花茎のつけ根で切ります。そうすると、わき芽が伸びて二番花、三番花と続けて花が咲きます。終わりかけた花を長く残してタネをつけさせないようにしましょう。NHK出版より