「思い出、友情、謙虚」 ライラック花言葉
ライラックの特徴
一般に親しまれているライラックという名称は英名で、日本でも呼ばれているリラという名称は、フランスでの名称です。
花は枝先に穂状に多数つけ、芳香があります。
耐寒性が強く、花期が長く、冷涼な地域の代表的な庭園木で、北海道では公園木や街路樹としても植えられています。
ふつう花冠の先は、4つに裂けていますが、ときどき5つに裂けているものがあります。
これは「ラッキーライラック」と呼ばれ、恋のおまじないに使われます。
ライラック 育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりを好みますが、西日には大変弱いので、植え場所には注意が必要です。水はけのよい土壌を好みます。
水やり
庭植えなど地植えの場合、ほとんど水やりの必要はありません。
ただし、植栽の南限地域(関東地方から東海地方)では、真夏は朝に水やりをします。そのためにも水はけのよい土壌であることが必要です。
鉢植えの場合も同様です。
肥料
早春(3月ごろ)と6月に、株の周囲に溝を掘り、鶏ふん、骨粉、油かすなどを施します。
鉢植えの施肥は、緩効性化成肥料を土に埋め込みます。
病気と害虫
害虫:アブラムシ、カイガラムシなど
新芽にアブラムシが発生します。また、風通しが悪かったり枝が込みすぎたりするとカイガラムシが発生します。
用土(鉢植え)
水はけのよい用土(赤玉土小粒6:腐葉土3:黒土1の配合土など)が適します。
植えつけ、 植え替え
鉢植えは2~3年に1回、植え替えをします。作業の適期は11月から3月ごろです。
寒冷地では、春または秋に植え替えます。
庭植えにする際は、11月から3月ごろ、事前に腐葉土などの有機物を植え穴によく混ぜてから植えつけます。
寒冷地では厳寒期を避け、春または秋に植えつけます。
ふやし方
つぎ木:春にイボタを台木とするか、または実生のライラック苗につぎます。
株分け:春または秋に行います。
とり木:環状剥皮(かんじょうはくひ)をして枝の途中から根を出させ、とり木をすることができます。
主な作業
萌芽力が弱いので、込みすぎた枝や伸びすぎた枝など不要枝を休眠期に剪定する程度です。暖かい地方では、ほとんど剪定をしません。NHK出版より
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