「変わらぬ愛、お慕いいたします」 ゴデチア花言葉
ゴデチアの基本情報
学名:Godetia
その他の名前:イロマツヨイグサ(色待宵草)
科名 / 属名:アカバナ科 / ゴデチア属(クラーキア属)
ゴデチアの特徴
ゴデチアは、ゴデチア・アモエナ(Godetia amoena)とゴデチア・グランディフローラ(G. grandiflora)との交雑により、多くの園芸品種が生まれています。
高性品種から矮性品種、大輪や八重咲き品種があります。
サテンのような光沢と紙細工のようなひらひらとした花弁が花壇に華やぎをもたらします。
華やかな花色が多いですが、透明感があるので、上品な印象です。
花が茎の先端に上を向いて咲き、水あげ、花もちがよいので、切り花としても利用できます。
しかも切り花にしたあとも小さな蕾まで咲くので、長く楽しめます。
ゴデチア 育て方のポイント
粘土質の土壌は向いていないので、その場合は川砂やパーライトを加えて土壌改良します。
薄い花弁は雨で傷みやすいので、鉢植えであれば、開花中は軒下などに移すとよいでしょう。
植えつけが遅れて冬までにしっかりと根が張らない場合は、霜柱で小苗が持ち上げられることがあるので、防寒対策をしてください。
水やり
土が乾いたらたっぷりと水やりします。特に、植えつけ直後と、開花中は水切れしないよう、表土が乾き始めたら水を与えます。
肥料
元肥として少なめの緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。肥料が多いと倒れやすくなるので追肥は不要ですが、鉢植えの場合で肥料切れの症状が見られたら、3月に液体肥料か化成肥料を施します。
病気と害虫
害虫:アブラムシ
春に新芽や蕾に群がって汁を吸います。見つけしだい、適用のある農薬で駆除しましょう。
病気:立枯病
せっかくつくった苗が、春に地際付近から腐って倒れることがあります。
連作したり、土壌を過湿にしたりすると発生しやすくなります。発生したら抜き取って処分するほかありません。
用土(鉢植え)
水はけと通気性のよい土が適しています。
市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石小粒1の割合で混ぜたものを用いるとよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
直根性で移植を嫌うので、9月中旬から10月上旬にタネを直まきするか、あるいはポットで育苗して、10月中旬に根を傷めないように植えつけます。
株間は20~30cmとします。植えつけて2週間ぐらいしたら摘心を行うと、分枝が促されます。
ふやし方
タネまき:9月中旬から10月上旬にタネをまいてふやします。
タネが小さいので、ごく薄く覆土をし、発芽するまで乾かさないようにします。秋まき一年草ですが、春にまいても5月中旬から7月上旬に開花します。
主な作業
花がら摘み:放任するとタネがつきやすいので、咲き終わった花は花首のところで摘み取ります。
支柱立て:茎が柔らかく、倒れやすいので、支柱を立てて誘引します。
ゴデチアの種類(原種、園芸品種)
「サティン」シリーズ
やや矮性の品種で、コンテナ栽培に向く。花径5cmほど。