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「永遠の愛、誠実、清楚、従順」キキョウ花言葉

投稿日:2018年7月19日 更新日:

「永遠の愛、誠実、清楚、従順」キキョウ花言葉

キキョウの形態

根は太く、黄白色。高さは40-100cm程度。葉は互生で長卵形、ふちには鋸歯がある。下面はやや白みがかっている。

秋の花のイメージが強いが、実際の開花時期は六月中旬の梅雨頃から始まり、夏を通じて初秋の九月頃までである。

つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっている。

そのため “balloon flower” という英名を持つ。つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて星型の花を咲かせる。雌雄同花だが雄性先熟で、雄しべから花粉が出ているが雌しべの柱頭が閉じた雄花期、花粉が失活して柱頭が開き他の花の花粉を待ち受ける雌花期がある。

花冠は広鐘形で五裂、径4-5cm、雄しべ・雌しべ・花びらはそれぞれ5本である。

なお、園芸品種には白色や桃色の花をつけるものや、鉢植え向きの草丈が低いもの、二重咲きになる品種やつぼみの状態のままほとんど開かないものなどがある。ウィキペディアより

キキョウの特徴

キキョウは東アジアに広く分布する多年草です。日当たりのよい草原に見られますが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっています。茎はまっすぐに伸びて高さ10~120cm、先端近くに直径5~7cmの花を1~10数輪咲かせます。

根は太くまっすぐに伸びて、ニンジンを小ぶりにしたような形です。この太い根は漢方薬にも利用されます。

古来より美しい花が人々に愛され、万葉の時代から観賞されていました。かなり早くから園芸品種が成立していたらしく、貝原益軒の『花譜』(1694年)に「紫白二色あり。(中略)八重もあり」と紹介されています。

また、1年後に刊行された『花壇地錦抄』(1695年)には絞り咲きや各種の八重咲き、「扇子桔梗(おうぎききょう)」と名づけられた帯化茎(たいかけい)のものなどがあげられています。

前田利保の命で編纂され、1853年(嘉永6年)に序文が書かれた植物図譜『本草通串証図(ほんぞうつうかんしょうず)』には、現在は見ることのできない緑色の八重咲きや濃い黄色、花弁が基部深くまで切れ込んでそれぞれが外側に丸まってウサギの耳のような形になる「兎耳桔梗」、花弁が平皿のような形になる「紋桔梗」などのほか、現在も見られる桃色やウズキキョウ、早咲きのものが彩色図で収録されています。
残念ながら、これらの多様なキキョウの園芸品種は、その多くが明治の中ごろまでに絶えてしまいました。現在はアポイギキョウ、ウズキキョウ、早生の「五月雨」、‘小町’のほか、八重咲きや二重咲き、またいくつかの色変わりがあるにすぎません。

キキョウ 育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場
風通しのよい日なたで育てます。日陰では栽培できません。庭植えの場合は水はけのよい場所を選び、できれば15~30cm盛り土をした上に植えます。

水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり、必要ありません。

肥料
植え替えの際にリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を施します。この際、根に直接肥料が触れないようにすることが大切です。3月から5月の間はか月に1回油かすと骨粉の等量配合の親指大のものを、5号鉢で3~4個施します。6月から9月の間は、三要素等量の液体肥料を2000倍に薄めたものを、1か月に2~3回施します。庭植えでも同様です。

病気と害虫
病気:立枯病、茎腐(くきくされ)病
立枯病は茎と根のつけ根あたりが腐り、茎腐病は根元近くの茎が腐る病気です。どちらも主に夏に発生します。
水はけと風通しが悪いことで過湿になるのが原因なので、盛り土した上に植えるか、水はけのよい土に改良し、風通しをよくすると防ぐことができます。

害虫:クロウリハムシ、アブラムシ、ヨトウムシ
クロウリハムシはオレンジ色の頭と身体に黒い羽をもち、つやのある体長1cmほどの虫です。4月から9月に発生します。見つけしだい捕殺するか、数が多ければ薬剤で防除します。周辺のウリ科の雑草を処分することも有効です。

用土(鉢植え)
鉢植えの場合は、水はけのよい土であれば土質を選びません。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土のほか、市販の草花用培養土でもよく育ちます。過湿にやや弱いので、庭植えにする場合は、10~20cmほど盛り土した上に植えると、病気や根腐れの心配がありません。
一部の矮性の園芸品種は鹿沼土と赤玉土、軽石の各小粒を等量配合したもので植えます。矮性の園芸品種を庭植えにする場合は、ロックガーデンを築いて植えつけます。

植えつけ、 植え替え
2月から3月の芽出し直前に植え替えます。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので、鉢植えの場合は毎年植え替えます。庭植えの場合は特に植え替えの必要はありませんが、3年に1回は掘り上げて株分けして植え直します。太いゴボウ状の根を傷つけないように注意しましょう。
実生苗は成長に合わせて、時期を問わず植え替え(鉢増し)をします。NHK出版より

キキョウ その他の種類(原種、品種)を見る

アポイギキョウPlatycodon grandiflorus Apoyama Group


矮性タイプの代表品種。小型で高さ10〜20cm。栽培は高山植物として扱う。

 

月雨 Platycodon grandiflorus Samidare Group

姿は普通のキキョウと一緒だが、5月下旬から6月に咲き始める早生系統。花色は紫のほか、白、桃色、絞りがある。

ウズキキョウ Platycodon grandiflorus ‘Uzu’


葉がちりめん状になる、草丈の低い園芸品種。花が桃色で草丈の低いものと、桃色のものよりやや草丈が伸びる白花のものがある。

 

小町’ Platycodon grandiflorus ‘Komati’


袋咲き(花が最後まで開かない)の園芸品種で、紫色の風船のような花。早咲き。

 

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