「待ち合わせ」、「出会い」キブシの花言葉
キブシの特徴
樹高は3m、ときに7mに達するものもある。
花は、3-5月の葉が伸びる前に淡黄色の総状花序につける。
長さ3-10cmになる花茎は前年枝の葉腋から出て垂れ下がり、それに一面に花がつくので、まだ花の少ない時期だけによく目立つ。
花には長さ0.5mmの短い花柄があり、花は長さ7-9mmの鐘形になる。
萼片は4個で内側の2個は大きく花弁状、花弁は4個で花時にも開出せず直立する。雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯びる。
雌花、雄花とも雄蕊は8個、雌蕊は1個あるが、雌花の雄蕊は小さく退化している。
葉には長さ1-3cmの葉柄があり、互生する。葉は長さ6-12cm、幅3-5cm、葉身は楕円形または卵形で、先端は鋭形または鋭尖形、基部は円形、切形または浅心形になり、縁には鋸歯がある。
果実は径7-12mmになる広楕円形、卵形または球形で、緑色から熟すと黄褐色になる。和名は、果実を染料の原料である五倍子(ふし)の代用として使ったことによる。
キブシの分布と生育環境
日本固有種で、北海道(西南部)、本州、四国、九州、小笠原に分布し、山地の明るい場所に生える。成長が早く、一年で2mくらいは伸びる。先駆植物的な木本で、荒れ地にもよく出現する。生育環境は幅広く、海岸線から内陸の川沿いまで見られる。ウィキペディアより
キブシは落葉低木または小高木
北海道西南部〜九州の雑木林や林縁、山地の道端などに生える。湿り気と日陰を好む。
ふつう高さ2〜4mになる。樹皮は赤褐色または暗褐色。本年枝は緑色または赤みを帯びた緑色。稜が2個あり、無毛で少し光沢がある。皮目が多く、円形または楕円形。葉は互生。
葉身は長さ6〜12cm、幅3〜6cmの長楕円形〜卵形。葉柄は長さ1〜3cm、ときに赤色を帯びる。
雌雄別株。葉の展開前に開花し、長さ4〜10cmの穂状花序が垂れ下がってつく。雄花序は長く、雄花は淡黄色、雄しべは8個、雌しべは雄しべより少し短い。雌花序は短く、雌花は淡黄緑色、雌しべは花の外へ少しつきでる。雄しべは退化して短い。花は長さ6〜9mmの鐘形。
花弁は4個。萼片は4個、外側の2個は小さく、内側の2個は大きくて花弁状。果実はかたく乾いた液果。直径7〜12mmの楕円状球形。7〜10月に黄褐色に熟す。花期は3〜4月。
冬芽の側芽は長さ1.5〜3mmの広卵形。先はとがり、2〜4個の芽鱗に包まれる。芽鱗は無毛で、赤褐色〜暗褐色を帯びる。頂芽は大きい。
葉痕は半円形、維管束痕は3個。(樹に咲く花)学名は、Stachyurus praecox