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「歓喜、胸のときめき」 ネムノキ花言葉

投稿日:2018年10月25日 更新日:

「歓喜、胸のときめき」 ネムノキ花言葉

ネムノキの基本情報


学名:Albizia julibrissin
和名:ネムノキ  その他の名前:ネム、ゴウカンボク(合歓木)
科名 / 属名:ネムノキ科 / ネムノキ属

ネムノキの特徴


ネムノキは樹高8mほどに育つ落葉高木です。
枝は横に張り、夏には羽状複葉を広げて心地よい緑陰をつくります。
葉は夕方になると閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところからネムノキの名前がつきました。
6月から7月に、枝先に淡紅色の長い雄しべをもつ花が20ほど集まって咲く姿は繊細でかわいいものです。

ネムノキ 育て方のポイント


栽培環境・日当たり・置き場
日なたから明るい日陰地まで幅広く植えることができますが、日がよく当たるほうが花はよく咲きます。
水はけのよい場所であれば土質は特に選びません。

水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけから2年以上たつ株は、特に水やりの必要はありません。

肥料
庭植えは1月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておきます。
鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。

病気と害虫
病気:すす病
カイガラムシの排せつ物が葉や枝に堆積するとそれに黒いすす状のカビが発生し、すす病となり、見た目に悪いばかりか、光合成まで妨げます。
カイガラムシを防除することで発生がなくなります。

害虫:カイガラムシ類
数種類のカイガラムシの発生が見られます。樹液を吸うため樹勢が弱ります。
冬に見つけたら、竹べらなど樹皮を傷めないものでかき落とします。主に6月中旬から7月に幼虫が発生し、移動して広がります。
幼虫はまだロウ質に覆われていないため、この時期であれば薬剤の散布が有効です。

用土(鉢植え)
水はけがよければ土質は選びません。赤玉土(中粒)2に、完熟腐葉土または樹皮堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。

植えつけ、 植え替え
庭植え、鉢植えともに最適期は3月中旬から4月中旬です。
根を切って行う移植では、根を傷めないようていねいに掘り上げます。また、秋以降の移植は控えます。

ふやし方
根伏せ・根ざし:4月に根を掘り、長さ10~20cmに切り取って植えつけます。
ただし、つぎ木株の場合は、台木に使われている性質が違う木をふやすことになるので注意が必要です。

タネまき:秋に熟したさやからタネを採取して保存し、翌年3月中旬から下旬にまいて2~3mm覆土します。

主な作業
剪定:特に定期的に行う必要はありませんが、枝が伸び、樹形を乱すようであれば、4月に分枝しているところで枝を間引きます。
秋以降から冬にかけての剪定や太い枝の剪定は、枯れ込みの原因になるので避けます。
NHK出版より

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