「秘密、古風」ウツギ花言葉
ウツギの特徴
樹高は2-4mになり、よく分枝する。
樹皮は灰褐色で、新しい枝は赤褐色を帯び、星状毛が生える。葉の形は変化が多く、卵形、楕円形、卵状披針形になり、葉柄をもって対生する。
花期は5-7月。枝先に円錐花序をつけ、多くの白い花を咲かせる。普通、花弁は5枚で細長いが、八重咲きなどもある。
ウツギの名は「空木」の意味で、茎が中空であることからの命名であるとされる。
花は「うつぎ」の頭文字をとって「卯(う)の花」とも呼ばれ、童謡『夏は来ぬ』で歌われるように初夏の風物詩とされてきた。 旧暦4月を卯月と呼ぶのは「卯の花の咲く季節」の意であるとされる。ウィキペディアより
ウツギの特徴2
ウツギは北海道から九州、奄美大島まで自生地の分布域は広く、昔は畑など耕作地の境界木としてよく植えられてきました。幹は木釘に加工されて利用されます。
和名のウツギは、幹が中空であること「空木(ウツギ)」に由来しています。
別名のウノハナはウノハナウツギの略称です。
ちなみに、まったく科や属の異なる種でも幹が中空な植物はウツギと呼ばれていることがあります。
ウツギ 育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日当たりのよいやや湿り気のある場所を好みますが、西日の当たるような乾燥するところにも耐えます。通気性、水はけがよく、適度な湿度がある肥よくな土を好みますが、やや粘土質の土壌にも耐えます。
ウツギ 水やり
庭植えであれば、基本的に水やりは不要です。園芸品種は夏期に水切れを起こさないように注意し、朝十分に水を与えます。
ウツギ 肥料
晩秋から冬にかけて、株の周囲に何か所か深めの穴を掘り、堆肥などの有機物と緩効性の化成肥料を混合したものを地中深く施します。また、花が終わったあとのお礼肥も化成肥料を地中深く施します。
ウツギ 病気と害虫
病気:うどんこ病
うどんこ病は梅雨どきに多く発生しますが、葉がついている期間を通して症状が見られることもあります。日ごろから日当たりと風通しをよくするようにします。
ウツギ害虫:アブラムシなど
春から秋にかけて、新芽付近にアブラムシなど吸汁性の害虫が発生します。
ウツギ 用土(鉢植え)
赤玉土(小粒)をベースに腐葉土と黒土を混合して(混合比率の目安は、赤玉土5、腐葉土2、黒土3)植えつけます。
ウツギ 植えつけ、 植え替え
鉢植えは2~3年に1回の割で植え替えをします。作業の適期は1月から2月ごろです。
庭植えにする際は、12月から3月ごろ、事前に腐葉土などの有機物を植え穴の底に施してから植えつけます。
ウツギ ふやし方
さし木:4月(前年枝)、6月から7月(当年枝)に、枝を10~15cmほどに切ってさし穂とし、赤玉土などの清潔な用土にさします。
主な作業
剪定:晩秋から冬(12月から3月上旬)に徒長枝、込み枝やからみ枝を剪定します。また、花が終わった6月中旬に伸びすぎた枝を切り詰めます。ただし、7月中旬以降は花芽ができ始める時期なので、強い剪定はしないようにします。NHK出版より