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「悲しい別れ」 ハナニラ花言葉

投稿日:2018年8月5日 更新日:

「悲しい別れ」 ハナニラ花言葉

ハナニラの特徴


ハナニラは、道端や花壇に植えっぱなしにしておいても、春に藤青色からピンク、白の星形の花をよく咲かせる、非常に丈夫で手間いらずな植物です。

葉や球根を傷つけると、その名のとおりネギやニラのようなにおいがします。

イフェイオン属は南アメリカに約25種が分布する球根植物で、最もよく目にするのはユニフロルム(Ipheion uniflorum)で、日本ではハナニラと呼ばれています。

近年は早春から黄色い花を咲かせる近縁の黄花ハナニラ(Nothoscordum sellowianum)や、晩秋から初冬に白い花を咲かせるパルビフローラ(I.parviflora /Tristagma recurvifolium)なども手に入るようになり、開花期の異なる種を組み合わせて栽培することで、長期間楽しめるようになっています。

秋に球根で入手できるほか、ポリポットに植えられた苗でも流通しています。

ハナニラ 育て方のポイント


栽培環境・日当たり・置き場
水はけのよい、戸外の日なたから半日陰で周年管理します。土質を選ばず、また乾燥に強いので、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。

水やり
乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分で、水やりの必要はありません。鉢に植えつけた場合も、雨水だけでよく育つ場合がほとんどですが、長期間雨が降らず土がカラカラに乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。

肥料
鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を元肥として施します。追肥は不要です。

病気と害虫
病気:特にありません。

害虫:特にありません。

用土(鉢植え)
土質をあまり選ばないので、市販の草花用培養土で植えつけます。

自分で混合する場合も、ほかの植物と共用できるような培養土をつくって植えつければよいでしょう。

例えば、赤玉土(中粒)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2を混合した用土に、元肥として適量の緩効性化成肥料を施したものを使います。

 

植えつけ、 植え替え
適期は9月から11月です。1回植えつけたら、数年植えっぱなしでよくふえ、年々株立ちになって豪華になります。

鉢植えでは、株が鉢いっぱいに育って、水が浸透しにくくなったとき、あるいは分球してふやしたいときに、秋に球根を掘り上げて植え替えます。

パルビフローラは、秋早くから成長するので、早めの9月中に植え替えるとよいでしょう。
NHK出版より

ハナニラの種類(原種、園芸品種)

‘ウィズレー・ブルー’Ipheion uniflorum ‘Wisley Blue’


青、ピンク、白があるユニフロルムの中で、特に美しい藤青色の花を咲かせる人気品種。花によい香りがある。

 

‘ロルフ・フィードラー’Ipheion ‘Rolf Fiedler’

ユニフロルムに似るが、一般的なユニフロルムよりも葉が短く、花が肉厚で丸みを帯びるかわいらしい品種。花はきれいな青色。

 

黄花ハナニラ Nothoscordum sellowianum


平たい葉をもつユニフロルムと異なり、細く尖った葉をもつ。花色は鮮やかな黄色。ユニフロルムよりも早く、2月から咲き始める。ハナニラの名で呼ばれるが、ノトスコルダム属に分類される。

 

イフェイオン・パルビフローラ Ipheion parviflora/ Tristagma recurvifolium


ユニフロルム同様、平たい葉をもつが、開花が早く11月から12月に白い花を咲かせる。イフェイオンの名で流通するが、実はトリスタグマ属に分類される。

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