「あなたは完璧」 グズマニア花言葉
グズマニアの特徴
グズマニアは葉縁にとげがなく、花苞を数か月間観賞できるので人気の観葉植物です。
葉は重なり合って筒状になり、その間に水をためて生育しています。
一般に流通しているものには、大型と中型、小型の品種があります。
小型では、グズマニア・リングラタ(Guzmania lingulata)の品種で、花苞が長く伸びない‘エンパイア’(G.‘Empire’)が代表的です。
中型には‘マグニフィカ’(G.‘Magnifica’)の品種で葉に黄緑色の縞斑が入る‘ロイヤル・ゴールド’(G.‘Royal Gold’)、葉に白色の縞斑が入る‘ロイヤル・シルバー’(G.‘Royal Silver’)などがあります。
大型の品種はたくさんありますが、代表的なものに、立ち上がった花苞が赤橙色になる‘オスタラ’(G.‘Ostara’)、立ち上がった花苞が黄色になる‘ヒルダ’(G.‘Hilda’)、立ち上がった花苞は基部が黄色で先端部が橙色の‘アパッチ’(G.‘Apache’)などがあります。
グズマニア 育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
春から秋までは半日陰に置き、冬は日光によく当てます。
グズマニア 水やり
水を株の上から与え、春から秋は筒状になった葉の間に水をためておきます。冬は、室温が下がる場合には、鉢を逆さにして筒状の中にたまった水を落とします。
グズマニア 肥料
春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2~3か月に1回施します。
グズマニア 病気と害虫
病気:炭そ病
炭そ病は春から秋、葉に発生します。発病部位を早めに切り落とします。
害虫:カイガラムシ、ハダニ
年間を通して発生します。発生を見たら早めに防除します。
用土(鉢植え)
水ゴケ単用か、ヤシ殻などに植えつけます。
グズマニア 植えつけ、 植え替え
一度、花を咲かせた株は、子株を出して枯れてしまいます。そのため、植え替えないで、花後に伸び出た子株を分けて、株の更新をします。
グズマニア ふやし方
子株の株分け:花後に生じた子株の葉が5~6枚になったら、親株から切り離し、水ゴケなどを用いて植えつけます。
葉数が少ない場合や、親株と近い位置で切り取って株の基部が筒状になった場合は、活着しなくなるので注意してください。
そのまま育てると開花まで3~4年かかり、春に咲きます。
早く開花させたいときは、葉が10~20枚になったら、切ったリンゴと株を一緒に袋に入れ、5日間ほど1日1回空気を入れ替えると、数か月後には開花します。NHK出版より