「酔いしれる」 クルクマ花言葉
クルクマとは
クルクマ・シャローム(学名、Curcuma alismatifolia)はクルクマ・アリスマティフォリアの俗称として知られる。単にクルクマとも。東南アジア原産で、タイの北部やカンボジアなどに分布する、ショウガやウコンの仲間。花が美しく日本では主に観賞用として用いられる。
原産国のタイでは特にチャイヤプーム県のパー・ヒンガーム国立公園の自生が特に有名で、同県の県花にもなっている。
現地では特にクラチアオ(กระเจียว)、カミンコーク(ขมิ้นโคก)、ドークアーオ(โดกอาว、北部方言)などと呼ばれ、観賞用としてよりも、むしろ根をカレー粉として使ったり、薬用として用いたりする。
日本では、大阪花博覧会で出品されて以来、タイから球根が輸入され観賞用として広く栽培されるようになった。
30℃以上で発芽し、室内でも栽培することが出来る。また切り花としても使われる。ウィキペディアより
クルクマの特徴
クルクマ属の仲間には、ウコン(Curcuma longa)のように食用・薬用として利用される種類が多くあるほか、クルクマ・ペティオラータ(C. petiolata)など花を観賞する目的で栽培される種類もいくつかあります。
多年草ですが寒さに弱いので、一般には春植え球根として扱われます。白やピンク色の美しい苞は重なってトーチのように見え、本来の花は苞の間に隠れるように目立たず咲きます。背が高くなる種類は、花壇に植えても夏の暑さに負けずに元気に花を咲かせますから見ごたえがあります。
クルクマ 育て方のポイント
栽培環境・日当たり・置き場
日なたから半日陰に置くことができますが、よく日光に当てたほうが花つきがよくなり、株姿もコンパクトにまとまります。おう盛に生育する夏は土の乾燥を避け、十分な水分が必要です。
根茎(棒状に肥大した球根)の掘り上げは10月中に行い、バーミキュライトなどに埋めて凍らないように注意し、翌年の5月まで室内で保管します。根茎も寒さに弱いため、戸外で植えたままにすると枯れてしまうので注意します。
水やり
鉢土の表面が乾いてから水を与えてください。生育期は乾燥を嫌うので、夏に日当たりのよい場所で管理する場合は毎日与えます。特に高温乾燥が激しい場合には朝夕1日2回、水やりをするとよいでしょう。
庭植えした場合は、夏に土の表面が乾いたら水やりをします。
肥料
春から秋の成長期に、三要素が等量か、リン酸分がやや多めの化成肥料を置き肥として規定量施します。よく開花しているときは肥料を多く必要とするので、液体肥料も併用して施します。開花期間が長いので、肥料切れに注意してください。
病気と害虫
病害虫の心配は特にありません。
用土(鉢植え)
赤玉土小粒7、腐葉土3といった水はけのよい用土が適しますが、市販の培養土を使ってもよいでしょう。
植えつけ、 植え替え
根茎を植えつけるのは5月の大型連休過ぎごろが適期です。5~6号サイズの深さのある腰高鉢などを用い、地表から3㎝程度の深さに1球植えつけます。生育初期に多湿、多肥にすると枯死することがあるので注意します。
ふやし方
株分け(分球):大きく育った根茎を分けてふやすことができます。根が伸びた先のイモ状にふくらんだ部分に養分を蓄えるので、分ける際はイモ状の部分をとらないように注意してください。NHK出版より