あ行の言葉

「遊び」 ヒヤシンス花言葉

投稿日:

「遊び」 ヒヤシンス花言葉

ヒヤシンスの分布

地中海東部沿岸からイラン、トルクメニスタン付近の原産。オスマン帝国で栽培され、園芸化された。日本には1863年に渡来。

ヒヤシンス 人間との関わり

スルタンムラト3世は1583年に山地から5万本のヒアシンスをイスタンブールに集めさせたという。16世紀前半にはヨーロッパにもたらされ、イタリアで栽培されていた。16世紀末にはイギリスに伝来し、フローリスト(園芸愛好家)に注目され、18世紀から19世紀にかけて盛んに育種が行なわれ、数百の品種が作られた。しかし、イギリス系のヒアシンスは20世紀初頭に衰退し、現在は品種もほとんど残っていない。

これとは別に、現在普通に栽培されるのは地中海北東部原産のダッチヒアシンスで、18世紀から主にオランダで改良され、2,000以上の栽培品種が作出された。これは、1本の茎に青、紅、白、淡黄色などの花を多数つける。また、ローマンヒアシンス(H. o. var. albulus)と呼ばれる変種があり、耐寒性はあまり強くなく、やや小さい青や白の花をつける。

ヒアシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する。同性愛者であった彼は、愛する医学の神アポロン(彼は両性愛者であった)と一緒に円盤投げに興じていた(古代ギリシャでは同性愛は普通に行われ、むしろ美徳とされていた)。

しかし、その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロス(彼もヒュアキントスを愛していた)は、やきもちを焼いて、意地悪な風を起こした。

その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額を直撃してしまった。アポロンは医学の神の力をもって懸命に治療するが、その甲斐なくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまった。

ヒアシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされる。このエピソードから、花言葉は「悲しみを超えた愛」となっている。wikipediaより

-あ行の言葉
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

「うれしい便り」 モンステラ花言葉

「うれしい便り」 モンステラ花言葉 モンステラの基本情報 学名:Monstera deliciosa 和名:ホウライショウ  その他の名前:デンシンラン、ペッサム 科名 / 属名:サトイモ科 / ホウ …

「ひらめき、愛嬌」 トレニア花言葉

「ひらめき、愛嬌」 トレニア花言葉 トレニアの特徴 トレニアは暑い夏にたくさんの花を次々と咲かせ、耐陰性のある、とても育てやすい植物です。 アジアからアフリカにかけて約40種が知られており、一年草のト …

「つつましい愛、信じる愛」 フクシア花言葉

「つつましい愛、信じる愛」 フクシア花言葉 フクシアの基本情報 学名:Fuchsia 科名 / 属名:アカバナ科 / フクシア属 フクシアの特徴 フクシアは下向きに咲く上品な花姿から、貴婦人のイヤリン …

「ためらい、遅れ」 フジバカマ花言葉

「ためらい、遅れ」 フジバカマ花言葉 フジバカマの基本情報 学名:Eupatorium japonicum(Eupatorium fortunei) 和名:フジバカマ(藤袴)  その他の名前:アララギ …

「多くの仲間」 ルピナス花言葉

「多くの仲間」 ルピナス花言葉 ルピナスの特徴1 耐寒性または半耐寒性の一年草または多年草、一部灌木状になるものもある。地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布している。葉には …