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「魅力的、晴れやかな魅力、光輝を放つ」 ラナンキュラス花言葉

投稿日:2018年8月24日 更新日:

「魅力的、晴れやかな魅力、光輝を放つ」 ラナンキュラス花言葉

ラナンキュラスの特徴


ラナンキュラスは幾重にも重なった、明るい花弁が魅力的な秋植え球根です。近年、切り花用品種を中心に改良が急激に進み、花色だけでなく花形も変化に富んだ品種、香りのよい品種が登場しています。
キンポウゲ(ラナンキュラス)属の植物は約500種ありますが、「ラナンキュラス」と呼ばれているのは、中近東からヨーロッパ南東部にかけての、地中海性気候の地域に分布するラナンキュラス・アシアティクスを中心に改良された園芸品種です。秋から春にかけて生育し、高温になる夏には休眠します。
「ラナンキュラス」はカエルを意味していますが、これはこの属の多くの種が湿った場所に生えるからです。しかし、ラナンキュラス・アシアティクスは多湿にならない水はけのよい場所を好みます。

ラナンキュラス 育て方のポイント


栽培環境・日当たり・置き場
北風の当たらない日なたで管理します。1月から2月は防寒するとよいでしょう。

冬期に開花株を入手したら、軒下など霜の当たらない場所で管理します。

春暖かくなると草丈が高くなり葉も茂るので、風通しをよくして蒸れないようにしましょう。

開花中は雨に当てないほうが、長く花を楽しめます。

また、酸性土壌を嫌うので、庭植えにする場合は、植えつけ場所にあらかじめ有機石灰か苦土石灰を100g/㎡混ぜておくとよいでしょう。

水やり
球根は軽く湿らせた土に植えつけ、4~5日後からは、用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

開花中も同様に水を与えてください。5月下旬に葉が黄色く変色してきたら乾かし気味に管理し、すべての葉が黄色になったら水やりを止めて完全に乾かします。

肥料
鉢植え、庭植えともに、元肥として緩効性化成肥料を施します。

追肥にも緩効性化成肥料を施します。冬期から咲いている場合は、液体肥料も定期的に併用して肥料切れをさせないようにしましょう。

追肥は3月末で止め、葉が枯れる前に肥料が少なくなるようにしたほうが、球根が腐りにくくなります。

病気と害虫
病気:灰色かび病
灰色かび病は、開花期に注意が必要です。株の上に散った花がらが発病の大きな原因になるので、花がらをこまめに取り除きましょう

害虫:アブラムシ、ハモグリバエ
アブラムシは、10月から5月まで発生します。
ハモグリバエは、3月から5月まで発生します。

葉に落書きのような白い筋がついたら、幼虫が筋の先端にいるので、葉の上からつぶしましょう。

用土(鉢植え)
水はけのよい、有機物に富んだ用土が適します。

酸性土を嫌うので、赤玉土小粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土などに、有機石灰を3g/リットルと、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を5g/リットル混ぜます。市販の培養土でもかまいません。

植えつけ、 植え替え
市販の球根や、掘り上げて貯蔵した球根は、そのまま植えつけると急激に吸水して球根が腐ってしまうおそれがあるので、植えつけ前に吸水処理が必要です。軽く湿らせたバーミキュライトに球根を埋め、冷蔵庫で1週間ほど吸水させてから浅く植えつけます。

苗を入手した場合は、根鉢をくずさずに植えつけましょう。葉がすべて枯れたら掘り上げて陰干しし、秋の植えつけまで日陰で乾燥保存します。

ふやし方
タネまき:適期は10月です。

分球:適期は5月から6月です。掘り上げ後、球根を洗浄したら分球して陰干しします。もし生育期に葉にモザイク状の色の濃淡が出ていたら、その株はウイルス病に侵されています。ほかの株にも伝染する可能性が高いので、掘り上げずに土ごと廃棄しましょう。NHK出版より

ラナンキュラスの種類(原種、園芸品種)

「ビクトリア」グループ Ranunculus asiatics Victoria Group


生育が早く、花もたくさん咲く草丈の低い定番シリーズ。

 

‘サロニカの虹’


複色花。草丈が高くなるので切り花にもできる。切り花にする場合は、一度しっかり開いたものを切り取る。

 

‘マシェ’


花首が太くしっかりしており、鉢物で多く流通している。

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